翼に風を受け、飛べ！

KKP公演、『TAKE OFF～ライト三兄弟～』に昨日行って参りました。
KKP、Kentaro Kobayashi produce…確かにあの舞台雰囲気は小林さんだ。私、ラーメンズは大好きなのですが若干連れていってくれた兄貴と温度差があるみたいで、KKPの意味すら知らず、共演者の久々沢さん、オレンヂさんのことすら知らなかったという体たらく…。とにかく兄貴とデートしたかったという気持ちだけだったので。
でもね。
やっぱり凄いんだよ。舞台やコンサートといった生のパフォーマンスを見に行った経験は数えるほどしかないのですが、小林賢太郎さんの舞台は何かおぞけすら感じる。背骨が寒くなるような。私の貧相なボキャブラリーじゃ語れない凄さがある。
あの人は舞台を愛し、舞台に愛された人ではないかと思うの。観劇を終えた人たちの顔がなんと清々しさに満ちていたことか。でもそれも彼の力だけではもちろんなくて、久々沢さん、オレンヂさん、裏方スタッフ、舞台に関わる全ての人たちと彼が舞台を愛してるからだと思うな。
不器用でも前に進んでいく。爽やかな海風のようなに澄んだお話でした。

今日はレッスン終わったら、横浜でやってる塩田千春さんの個展に行こうと思います。電車賃的にも時間的にも今日しかないと思われるのでね。ＮＨＫでちらと見ただけなのに、焼け落ちたピアノに胸の奥をぎゅっと掴まれてしまって。
祖母の誕生日会をしようとか母が言ってたけど、ごめん、今日しかないから行かせてくれ。所詮我が身が可愛い愚かな小娘の我が儘よ。